NTNは6月8日、1933年創業の老舗ベアリング専門商社で同社販売代理店である堀正工業 が事業を停止し、債務整理を弁護士に一任したとの報道を受けて、ユーザーへの商品供給が滞ることがないよう対応を進める旨の声名を発表した。
堀正工業については、5月以降に借入金の金額や相手先などを巡り決算を大幅に粉飾していたことが発覚。債務整理を弁護士に一任し、今後については事業継続可能性の有無を判断した上で法的整理の方針を決定する予定との報道が、東京商工リサーチなどから出ていた。
NTNは、堀正工業の事業継続が困難と判断された場合に於いても、受ける業績への影響は軽微と見込んでいるとしている。