日本板硝子(NSG)は、1月30日、同社100%子会社の日本板硝子環境アメニテイ(環境アメニテイ)の全株式を、ヒビノへ19.5億円で譲渡することを発表した。
譲渡実行日は4月1日を予定している。
環境アメニテイは、防音、防振音響技術をベースに、防音・防振製品の開発、ホールやスタジオの音響空間の創造、ビルや工場、高速道路の騒音対策等の音に関する事業で、調査、測定から設計、施工までを一貫して提供している。
NSGは、今回の譲渡について、これまで環境アメニテイは、継続して安定的な業績を計上してきたが、今後の発展のため、他社との相乗効果が必要と判断。検討の結果、ヒビノへの譲渡が、同社の企業価値向上に最も寄与するものと考え、決定したとしている。
[環境アメニテイ概要] (2018年3月31日現在)
– 名称:日本板硝子環境アメニテイ株式会社
– 所在地:東京都港区高輪三丁目5番23号
– 代表者の役職・氏名:代表取締役社長 一色 伸悟
– 事業内容:音響・防音・防振等に関する設計、工事監理等
– 資本金:90百万円
– 設立年月日:1988年2月5日
– 直近売上高:4,631百万円(2018年3月期)
[ヒビノ概要] (2018年3月31日現在)
– 名称:ヒビノ株式会社
– 所在地:東京都港区港南三丁目5番14号
– 代表者の役職・氏名:代表取締役社長 日比野 晃久
– 事業内容:音響機器販売・施工事業、映像製品の開発・製造・販売事業、
– コンサート・イベント事業等
– 資本金:1,749百万円
– 設立年月日:1964年11月13日
– 直近売上高:29,732百万円(2018年3月期)