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2018年10月11日【自動車生産】

日産自動車、栃木工場が操業50周年

NEXT MOBILITY編集部

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日産自動車の栃木工場が、10月11日、操業50年を迎えた。

 

日産の国内工場で最大面積を誇る栃木工場の敷地内では、現在、代表的なスポーツカーの「GT-R」や「フェアレディZ」をはじめ、「スカイライン」や「フーガ」、海外向けブランドの「インフィニティ」の生産が行われている。

 

同工場では、難度の高い革新的な生産プロセスや工法の開発を絶えず導入しながら、質の高い生産体制の確立に取り組んでおり、これまでの累計生産台数は983万台にのぼると云う。

 

日産自動車・ロゴ

 

栃木工場は1968年に鉄の鋳造、翌年にはアクスルの機械加工・組立を開始し、1971年には組立工場の完成に伴い、車両の最終組立までを行う一貫生産体制を確立。

 

初代「セドリック」、「グロリア」の生産から「シーマ」「ステージア」など、日産を代表する数々の車両を生産してきた。

 

日産自動車、栃木工場で「インフィニティQ50」を生産開始(2013年05月14日)

日産自動車、栃木工場で「インフィニティQ50」を生産開始(2013年05月14日)

新型「シーマ」生産工程(2012年04月25日)

新型「シーマ」生産工程(2012年04月25日)

 

1973年には、日産自動車の国内工場として、唯一となる開発専用のテストコースを併設。同施設には、全長6.5kmの高速耐久コースや、高速散水路や石畳などのさまざまな環境・条件を想定したコースが備わっている。

 

日産・栃木工場・テストコース

 

また、1989年から生産される「インフィニティ」のマザー工場として、同ブランドを生産する中国・アメリカ・イギリス・メキシコ工場の品質のベンチマークとなっている。

 

日産自動車、栃木工場でインフィニティの新型スポーツクーペ「Q60」を本格生産(2016年08月10日)

日産自動車、栃木工場でインフィニティの新型スポーツクーペ「Q60」を本格生産(2016年08月10日)

 

栃木工場操業50年に際して、生産事業担当の副社長・坂本秀行 氏は、以下のように述べている。

 

「栃木工場は、お客さま、ディーラー、サプライヤーのご支援と従業員の弛まぬ努力により、50年の節目を迎えることが出来ました。

 

これまで、日産を代表する高級車やスポーツカーの生産に取り組み、様々な生産工程の開発を確立してきました。

 

今後も新しい生産工程技術の積極的な導入により、新時代の車両生産工場として、日産自動車の高い品質を牽引していきます。」

 

日産自動車、栃木工場・外観(全体)

 

■日産ヘリテージコレクション・オンライン:http://nissan-heritage-collection.com/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。