日産自動車子会社の日産自動車九州は、製造工程勤務従業員(1名)の新型コロナウイルス(COVID-19)感染確認(3月31日)を受け、同日夜勤から車両生産ラインの稼働を停止した。
今後の再稼働時期に関しては、所轄保健所の指導の下、決定するとしている。
なお、日産自動車九州では、4/2~3、4/6~10、4/13~17、4/20~24、4/27~30の夜勤での車両生産停止(昼勤のみ稼働)および、5/1の車両生産停止を計画している(3月27日発表)。
今回感染が明らかになった従業員は、3月24日に38度の発熱のため通院し、風邪薬を処方された。その後、薬の服用もあり熱が下がり、3月25日~27日の3日間は出勤したが、嗅覚に鈍い感じがしたため、3月28日に帰国者・接触者相談センターに連絡、3月30日に帰国者・接触者外来で受診し、PCR検査を実施、3月31日に陽性反応が確認されたと云う。
日産自動車九州では、感染者の職場における行動履歴を確認し、濃厚接触者と思われる従業員を、現在、自宅待機としている。