ニデックは11月10日、子会社のニデックドライブテクノロジー が内接式遊星歯車の精密減速機「KINEX」を開発し、精密制御用減速機のラインナップを拡充させたと発表した。
開発品は、11月29日~12月2日に東京ビッグサイトで開催される「2023国際ロボット展 」に出展される(ブース:東1-3ホール E2-27)。
「KINEX」は、高剛性・高精度の特徴を備えた内接式遊星歯車のサーボモータ用精密減速機。大・中型多関節ロボットやスカラロボットなどの関節部をはじめ、あらゆるアプリケーションに搭載できるほか、ニデックの技術を駆使することにより、“静音化”と“メンテナンスフリー”を実現。中実軸タイプの「Nシリーズ」と、ケーブルやホースを通せる中空軸タイプの「Cシリーズ」が展開される。
また、すでに発売済みの精密制御用減速機「FLEXWAVE」と組み合わせることにより、ロボットのすべての関節に対応する減速機のラインナップを網羅。工作機械や半導体製造装置などの幅広いアプリケーションへの適用が可能になるという。
[会社概要]
– 会社名:ニデックドライブテクノロジー株式会社
– 代表者名:
代表取締役会長執行役員 西本達也
代表取締役社長執行役員 島野光次
– 所在地:京都府向日市森本町東ノ口1番地1
[問い合わせ先]
ニデックドライブテクノロジー
減速機カンパニー業務企画グループ
電話:075-958-3887