
日本ガイシ は1月31日、同日開催の取締役会に於いて、2025年6月下旬開催予定の第159期定時株主総会で定款の一部変更が承認されることを条件に、商号を「NGK 株式会社」へ変更することを決議したと発表した。なお、この商号の変更に係る定款の一部変更については、後日、別途開示するとのこと。
1.変更の理由
日本ガイシは、1919年の創立以来、祖業である「がいし」の開発や製造を通じて培った独自のセラミック技術を礎に、ビジネスの多角化とグローバル展開を進め、現在は、モビリティやエネルギー、IoT、産業分野といった幅広い領域で事業を展開している。
また、同社では、創立100周年を迎えた2019年に、さらなる企業価値の向上と持続的な成長を目指して、NGKグループ理念を、2021年には中長期ビジョンの「NGK グループビジョン Road to 2050 」を策定。
今回、このビジョンに掲げるありたい姿〝独自のセラミック技術でカーボンニュートラルとデジタル社会に貢献する〟の実現を目指して、事業構成転換に向けた動きを加速させるべく商号変更を実施。和文と英文の表記を「NGK」に統一し、国内外に於けるブランド認知のさらなる向上を図るとしている。
2.商号変更の概要
– 新商号:NGK 株式会社 (英文表記:NGK Corporation)
(現商号:日本碍子株式会社/英文表記:NGK INSULATORS, LTD.)
– 変更予定日:2026年4月1日
日本ガイシは、NGKグループ一体となって、社会に新しい価値を提供すべく新製品や新規事業の創出に取り組むと共に、世界中のステークホルダーとのエンゲージメントを高め、「NGK」をこれまで以上のグローバルブランドへと成長させていくとしている。