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2018年4月5日【自動車素材】

材料研究機構、「耐熱鋼のクリープ強度特性調査・試験結果」を新たに発行

NEXT MOBILITY編集部

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物質・材料研究機構 (NIMS) は、「耐熱鋼のクリープ強度特性を調べた10万時間以上におよぶ試験結果」など、6冊のデータシートを3月31日付けで新たに発行した。

物質・材料研究機構・NIMS・ロゴ

NIMSは、既刊のデータシートについて、各適用領域で強度設計や材料選択の基準となる参照データとして多くの成果をあげており、新たに発行した以下6冊のデータシートも広く活用されることが期待されるとしている。

 

なお、既刊のデータシートは、NIMS物質・材料データベースのNIMS構造材料データシートオンラインで閲覧することができる。

 

 

[新規発行6冊のデータシートについての概要]

 

(1) 火力発電プラント用耐熱鋼のクリープデータシート改訂版を発行

 

・シート名 : 『NIMS CREEP DATA SHEET No.48B
発電ボイラー用合金鋼鋼管 ASME SA-213 / SA-213M Grade T92 (9Cr-0.5Mo-1.8W-V-Nb) 及び発電配管用合金鋼鋼管ASME SA-335 / SA-335M Grade P92 (9Cr-0.5Mo-1.8W-V-Nb) のクリープデータシート』

 

・シート名 : 『NIMS CREEP DATA SHEET No.56A
発電ボイラー用ステンレス鋼管 火SUS304J1 HTB (18Cr-9Ni-3Cu-Nb-N) のクリープデータシート』

 

(2) ステンレス鋼、アルミニウム合金の疲労データシートを発行

 

・シート名 : 『NIMS FATIGUE DATA SHEET No.124
二相ステンレス鋼SUS329J3L (22Cr-5Ni-3Mo) の低・高サイクル疲労特性データシート』

 

・シート名 : 『NIMS FATIGUE DATA SHEET No.125
アルミニウム合金板A7075-T6 (Al-5.6Zn-2.5Mg-1.6Cu) のギガサイクル疲労特性データシート』

 

(3) 大気曝露試験片に生成したさびの断面写真集を発行

 

・シート名 : 『NIMS CORROSION DATA SHEET No.CoF-2
大気曝露試験片に生成したさびの断面写真集、Fe-Cr、Fe-Ni二元系合金のさび断面 (0.5年曝露) 』

 

(4) アロイ625母材、溶接継手の宇宙関連材料強度データシートを発行(宇宙航空研究開発機構と連携)

 

・シート名 : 『NIMS SPACE USE MATERIALS STRENGTH DATA SHEET No. 27
アロイ625母材、溶接継手の低サイクル疲労特性データシート』

 

■NIMS構造材料データシートオンライン:http://mits.nims.go.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。