新日本無線は、長崎県佐世保市にテストプログラムの設計開発を行う新たな拠点として「長崎テクニカルセンター」の開設を決定し、長崎県および佐世保市と立地協定を締結した。
長崎テクニカルセンターは、7月に事務所を開設し、来年4月からの事業開始を予定。新日本無線の主力製品であるIC(半導体集積回路)および電子デバイス製品の検査のための測定回路設計、プリントボード設計、プログラム開発など、ハードウェアおよび、ソフトウェアの設計開発業務を始め、子会社の佐賀エレクトロニックスの量産工程におけるテストエンジニア支援業務を行う。
新日本無線は、優秀な人材確保と、行政による企業立地支援が積極的なことなどから、今回の進出を決定。県内の大学、高専、工業高校などからの積極的な人材雇用により、2025年には20名超の人材を擁する事業規模への成長を目指す。
[センターの概要]
– 事業所名:新日本無線株式会社 長崎テクニカルセンター
– 立地場所:長崎県佐世保市三浦町2‐1
– 事業内容:
IC(半導体集積回路)および電子デバイス製品の検査のための回路設計、基板設計及びソフトウエアの開発。
– 開設時期:2020年7月1日(予定)
– 事業開始:2021年4月1日(予定)
– 人員規模:23名(2025年3月末予定)
[新日本無線の概要]
– 商号:新日本無線株式会社
– 本社:東京都中央区日本橋横山町3番10号
– 創立:1959年9月8日
– 資本金:5,220百万円
– 主要株主:日清紡ホールディングス株式会社
– 代表者:代表取締役社長 森田 謙一
– 事業内容:電子デバイス製品、マイクロ波製品の設計および製造・販売
– 売上高:37,725百万円(2019年12月期)
– 従業員数:1,352名(2019年12月期)
[問い合わせ先]
新日本無線株式会社 総務部
電話:03-5642-8222