比亜迪(BYD)の日本法人であるビーワイディージャパン(BYDジャパン)は、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大により各地でマスクの確保が困難な状況を受け、政府合同マスクチームを通じて BYDが製造する一般サージカルマスク(外科用マスク≒不織布マスク)計49万枚を、47都道府県に寄付した。
寄付の枚数は、基本的に各都道府県毎に1万枚ずつとし、よりマスク数量の確保が求められる場合には、1万4千枚とした。
BYDは、世界に約22万人以上の従業員を持ち、主に電気自動車(EV)及びEVの基幹部品であるバッテリー・電子システムを製造するメーカー。今回の深刻なマスク不足を受け、社会貢献事業の一環として、世界最大のマスク生産ラインを立ち上げ、現時点で1,500万枚/日のマスクを生産。マスク不足の解消へ向けてより多くのマスクを提供するため、今後も更なる設備増強を計画していると云う。
なお、BYDジャパンでは、窓口を設け(4月20日現在/※)、法人及び団体に限定してマスク提供に関する問い合わせを行っている。
BYDジャパンの取締役副社長、花田晋作氏は、以下のように話している。
「世界中で新型コロナウィルスの感染拡大が続き、日本においても緊急事態宣言が発出される規模の感染拡大が続く中で、日本で15年にわたり事業を営むBYDグループとして何ができるかを考え、感染拡大の防止に少しでも繋がればとの想いで政府合同マスクチーム様を通じて各都道府県様へマスクの寄付を行いました。
マスクは各都道府県様から医療機関及び関連機関に配布され、感染拡大と第一線で戦う皆様にご活用いただくと聞いております。より一層、日本の皆様へ『安心と安全』をお届けすべく、多くの皆様のお手元へお届けができるよう努力をしてまいります。BYD グループ一同、新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大の早期
収束を心より願っております」。
[会社概要]
<BYD>
– 会社名:比亜迪股份有限公司 BYD COMPANY LIMITED
– 代表:王 伝褔(Wang Chuan Fu)
– 本社:中国・深圳市、米国・ロサンゼルス
– 設立:1995 年 2 月
– 拠点:6大陸に27支社、30の生産工場
– 従業員数:22万人超
– 株式:香港証券取引所、深圳証券取引所に上場
– 事業内容:自動車、環境エネルギー、モノレール、IT デバイスに関わる事業
– 売上高:約2兆円(2018年12月期)
– EV販売実績:販売台数 約23万台(BEV+PHEV)
– HP:http://www.byd.com/
<BYDジャパン>
– 会社名:ビーワイディージャパン株式会社(BYD JAPAN Co., Ltd.)
– 所在地:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-20-3 第5安田ビル5階
– 代表:劉 学亮(Liu Xueliang)
– 従業員数:137人(TATEBAYASHI MOULDING 株式会社含む)
– 事業内容:電気自動車、環境エネルギー、IT デバイスに関わる営業、マーケティング、新規事業開発
[(※)マスク提供に関する問い合わせ先]
ビーワイディージャパン株式会社 製品問い合わせ受付窓口(電話:0120-934-557)
(マスク提供は、より多くの人に届けるため、法人及び団体のみ)