長野日本無線は、環境保護活動の一環として、5月19日(土)に第7回目となる「長野日本無線の森」の森林保全活動を実施した。
活動には、同社グループ従業員とその家族あわせて50名が参加し、地元の森林整備団体の人たちとともにカラマツ林の整備を行った。
長野県は全体の約8割を森林が占めているが、過疎化や高齢化などにより、放置された森林が増加傾向に。放置された森林を整備し、森林と人間とが共存できる自然を取り戻そうと「森林(もり)の里親促進事業」(※)を行っている。
同社は、身近な自然を守るため、2014年からこの事業に参画。長野市松代西条地区と里親契約を締結し、同地区にある0.4haのカラマツ林を「長野日本無線の森」と命名してカラマツの苗木約1,000本を植樹した。また春と秋の年2回、下草刈りなどの森林保全活動を行っている。
今回は、昨秋の天候不良で中止となったため、大きく成長した雑草に悪戦苦闘。午後からは、整備が済んだ森林の中できのこのコマ打ちを行った。
森林保全活動を実際に体験した参加者は、環境保護に対する意識が高まったと云う。同社は今後も森林の適切な整備・保全活動を通じ、環境保護に取り組んでいくとしている。
※森林(もり)の里親促進事業:社会貢献に意欲のある企業・団体等と森林整備に意欲を持った地域とが連携し、森林保全活動を行うもの