村田製作所は、第13回「国際カーエレクトロニクス技術展(カーエレJAPAN/※1)」に出展し、自動運転やEV化、カーシェアリング等の新技術・サービスにより、スマートで快適なモビリティ社会に向かっている現在、それら実現に不可欠な同社ならではの電子デバイスを紹介する。
なお、新型コロナウィルス感染症対策のため、会場での説明員は最小限の人員とし、併設するオンラインブースでも応対を行う。
[カーエレJAPAN概要]
– 名称:第13回[国際]カーエレクトロニクス技術展(カーエレJAPAN)
– 会期:2021年1月20日(水) ~ 22日(金)
– 会場:東京ビッグサイト 南展示棟
– HP:https://www.car-ele.jp/
– ブースナンバー:S7-40
[出展アイテム]
■AD(※2)・ADAS(※3)コーナー
材料や工法、構造を工夫してバリエーションを揃えたセラミックコンデンサをはじめ、トンネル等のGPSの届かない環境で、自動車の位置情報を正確に検知する6軸ワンパッケージ慣性力センサ、超音波振動を用いて水滴を霧化させる雨滴除去デバイスを紹介。また、車内の人の存在を検知し、子供と大人を見分けるために、Wi-Fi電波をセンサとして活用するWi-Fiソリューションと、バイタル信号により検知する乗員センサの2つのソリューションを紹介する。
■Connectedコーナー
V2XやV2Iまでクルマの無線ネットワーク化に貢献する通信モジュールや、車のコネクテッド化をインフラ側で支えるロードサイドユニット向けに、28GHz帯アンテナモジュールとDC-DCコンバータを紹介。さらに、小型・高信頼性・高精度を実現したセラミック発振子/水晶振動子、車載カメラ用PoC(※4)向けインダクタや、低背・大容量の導電性高分子アルミ電解コンデンサも紹介する。
■xEVコーナー
自動車市場のあらゆるニーズに応える各種コンデンサや、様々な用途の温度検知・温度補償に最適なサーミスタなど、クルマの電動化や安全システムを支えるムラタならではの小型で耐熱性に優れる、セラミックスの特性を生かした高信頼性のデバイスを紹介する。
村田製作所は、今後もエレクトロニクス業界のイノベーターとして、信頼性に優れたコンデンサなどの受動部品や先進安全システム向けのセンサ、通信モジュールをはじめとするソリューションで、自動車のエレクトロニクス化に貢献していくとしている。
※1:カーエレクトロニクスの進化を支える半導体・電子部材、ソフトウェア、テスティング技術などが一堂に出展される同分野世界最大の専門展。
※2)AD(Auto Driving):自動運転。
※3)ADAS(Advanced Driver Assistance System):先進運転支援システム。
※4)PoC(Power Over Coax):信号ラインと電源ラインを同軸ケーブルに一本化した方式。
■(村田製作所)第13回 [国際] カーエレクトロニクス技術展(カーエレJAPAN)特設サイト:https://www.murata.com/ja-jp/campaign/events/japan/car-ele