村田製作所は1月9日、カーボンニュートラルや電子化・電動化、自動運転、コネクティッド・カー、軽量化など、クルマの先端テーマの最新技術が一堂に出展される展示会「第17回オートモーティブワールド」の構成展示会である「第17回 [国際]カーエレクトロニクス技術展 」への出展を発表。併せて、公式ページ内に展示会の特設サイト を公開した。
同社ブースでは、近年急激な進化を遂げるなかで、多様なニーズへの対応のために高度な機能の搭載が求められている自動車に関して、安心・安全に貢献する高い信頼性を有する電子デバイスやAD/ADASに関連する製品、設計の効率化を促すソリューションを紹介するほか、移動手段から移動空間に変化するなかで求められる新技術や様々な社会課題解決に向けたソリューションを提案する。
<出品概要>
– 名称:第17回オートモーティブワールド/第17回 [国際] カーエレクトロニクス技術展
– 会期:2025年1月22日(水) ~ 1月24日(金)
– 会場:東京ビッグサイト(東ホール)
– ムラタのブース番号:E45-54
[主な展示アイテム]
・高信頼性デバイス
自動車のスマート化や電装化に必要不可欠な世界シェアNo.1の「積層セラミックコンデンサ」や世界初の負のインダクタンスを活用したノイズ抑制部品「Lキャンセルトランス」、その他「PoCフィルタ」、「コモンモードチョークコイル」、「タイミングデバイス」など新商品を含む多様なラインアップを紹介。
・AD/ADAS関連技術
荒天時でも視界を確保するための「雨滴除去デバイス」や自動車の自己位置を高精度に検知する「慣性力センサ」、ルネサスエレクトロニクスとの協業によるNTCサーミスタとMCUを組み合わせた「温度検知ソリューション」を紹介。
・快適性につながる新技術
「CO2吸着フィルタ」や「高速応答湿度センサ」、「吸音材」など、空調の管理や省エネ化、音の課題解決などの技術を紹介。
・ソリューション提案
ミリ波レーダーセンサモジュールを使った「置き去りや侵入検知など乗員の安心につながるソリューション」やタイヤタグ、id-Bridgeソフトウェアを活用することで日常点検を実現し安全なカーライフに貢献する「タイヤ管理ソリューション」を提案。
・設計支援
製品試作前の性能機能を評価するための数値解析シミュレーションソフトウェア「Femtet」や非破壊で簡単に電池性能を診断する「リチウムイオン二次電池の特性解析・劣化診断ソリューション」など、設計支援に貢献するソリューションを紹介。