V9 Bobber Centenary Livery
ピアッジオグループジャパンは1月25日、モトグッツィが2021年限定でV7、V9、V85 TTに100周年記念特別デザインを纏った限定モデルを生産することを発表した。
モトグッツィは、9月9日から12日までマンデッロ・デル・ラーリオで「GMG – Giornate Mondiali Moto Guzzi(モトグッツィ ワールドデイズ)」という生誕祝賀イベントの開催を予定している。
モトグッツィ ワールドデイズは、モトグッツィファンにとって待望のイベントであり、前回から10年振りの開催となる。モトグッツィ、国際モーターサイクル委員会、マンデッロ・デル・ラーリオ市の協力により実現した特別なイベントのために、モトグッツィは2021年限定でV7、V9、V85 TTに100周年記念特別デザインを纏った限定モデルを生産する。
– 100 周年記念モデルオフィシャルサイト(英語/外部サイトにジャンプします)
https://www.motoguzzi.com/en_EN/1921-2021/
V85 TT(左)、V7(中)、V9 Bobber(右)
特別カラーリングは、モーターサイクルの歴史において伝説となったオットーチリンドリ(8気筒)に由来。世界グランプリ500ccクラスに参戦するために創られた並外れたバイクは、世界中のモーターサイクルの開発において10年先を行く大胆なプロジェクトであった。
モーターサイクル史に残るこのバイクは、燃料タンクにサテン仕上げのメタル、フェアリングにグリーンカラー、そしてレザーシートを組み合わせ、エレガントなカラーリングを纏っている。1953年から1957年までの間に9年連続で世界タイトル(ライダー5回、メーカー4回)を獲得した驚異的な記録を持ち、世界GP350ccクラスの無敵の王者であり、歴史上多くの勝利を収めたバイクの1つでもある350 Bialberoを踏襲したカラーリングだ。
Otto Cilindri (V型8気筒 500cc)
グリーンは、初代モデルのNormaleにモトグッツィが初めて「纏わせた」カラーであり、イーグルブランドのカラーの中でも象徴的だ。スタイルセンターは、マット仕上げとメタリックカラーを用いてそれを現代的なアプローチで再解釈し、モトグッツィブランドの堅実性と信頼性を表現している。さらに、このボディカラーにレザー風のナチュラルカラー素材で覆ったシートと合わせ、イタリアらしいディテールへのこだわりを強調した。
その他、ゴールド仕上げのイーグルとモトグッツィ生誕100周年を祝したオリジナルロゴが特別なディテールを際立たせている。
V7 Centenary Livery
※内容はイタリア本国仕様。日本仕様は異なる場合がある。
※日本仕様の導入内容については改めて案内される。