三井化学は、8月13日、本年6月に火災事故が発生した同社大阪工場の設備が再稼働したことを発表した。
火災事故が発生したのは2018年6月21日、場所は、同社大阪工場(大阪府高石市高砂1-6)用役施設 2号煙突煙道付近。人的被害はなく、物的損害は、用役プラントの一部の排ガス処理設備、煙突等。
事故原因は、定期修理工事中に鋼製煙道の補修箇所を溶断した際、補修箇所の内張りに着火し、更に 外部の空気が流入したことで、広範囲に延焼したと推定されている。
同社によると、発災箇所の用役施設は去る8 月9 日に稼働を再開し、これを受け、停止していたエチレン製造設備も8月12日に稼働を再開した。
また、その他の製造設備も順次可動を再開する予定だ。
【以下、同社の報道発表(全文)】
大阪工場の設備再稼働について
6 月21 日に弊社大阪工場にて発生した火災事故につきましては、近隣住民の皆様、関係ご当局の皆様、お客様をはじめとする多くの方々に多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
発災箇所の用役施設は去る8 月9 日に稼働を再開致しました。これを受け、停止しておりましたエチレン製造設備も8 月12 日に稼働を再開しております。その他の製造設備も順次稼働を再開してまいりますので連絡申し上げます。
今後とも関係ご当局のご指導を仰ぎながら、再発防止に努めてまいります。
問い合わせ先
本社)コーポレートコミュニケーション部広報グループ03-6253-2100
大阪工場)総務・人事グループ072-268-3502