韓国公正取引委員会は8月5日、特定顧客向け自動車用部品(オルタネーター及び点火コイル)の2004~2007年の一部入札に関し、韓国の独占規制及び公正取引に関する法律(韓国独占禁止法)に違反する行為があったとして、三菱自動車に対して、是正措置及び課徴金80億9,300万ウォン(暫定額/※)の支払いを命じた上で、オルタネーターの取引に関して刑事告発を行う決定をした旨を発表した。
三菱自動車は今後、韓国公正取引委員会からの正式な決定通知を受領次第、その内容を詳細に確認のうえ、速やかに適切な対応をとっていくとしている。
また、同件を含む一部の自動車用部品の取引に関する処分を厳粛に受け止め、2011年10月以降、継続的に実施しているコンプライアンス体制や内部規定の見直し、従業員の再教育等、再発防止策の徹底に向け、今後も取組んでいくとしている。
※ 2019年7月末 TTM レート換算で、約7.4億円