三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は1月7日、本社機能を川崎工場敷地内(川崎市中原区大倉町)に新設した「プロダクトセンター」に移転し業務を開始した。
三菱ふそうトラック・バスは、2005年12月から「新川崎三井ビルディング」(川崎市幸区)を本社とし、経営トップ、国内外営業部門、サービス部門、一部管理部門の機能を有していたが、主力工場の川崎工場第一敷地に機能を集約することで業務効率化を推進。
2018年末に川崎工場敷地内に完成した5階建ての新社屋に、経営トップ、商品計画、企業渉外部門等に加え、昨年(1月31日付)売却した川崎工場第二敷地(川崎市中原区西加瀬)から開発本部が移動した。
また、その他新川崎にあった部門についても今後、リニューアルを進めている同敷地内の建屋に移動する。
新社屋の建設を含む川崎工場内で行われている大規模工事は“Campus+(キャンパス プラス)”と呼ばれるプロジェクトの一環で、三菱ふそうトラック・バスが推進するダイムラー・トラック・アジア(DTA)の成長戦略の「DTA ONE」の活動のひとつ。
戦略はProduct(製品)、Process(プロセス)、People(人材)の3つの柱から成り立ち、“Campus+”は、Process(プロセス)とPeople(人材)に焦点をあてた活動となっている。
三菱ふそうトラック・バスの生産部門では現在、生産効率の向上や、高品質な製品製造のため、自動化とデジタル化へ投資。また、従業員の労働環境を改善し業務効率化を図るため、オフィスや設備のリニューアルを推進している。
[本社新住所]
所在地:神奈川県川崎市中原区大倉町10番地(〒211-8522)
電話番号:044-330-7700 (代表)
延床面積:10,792m2(プロダクトセンターのみ)