三菱電機は、2月1日に創立100周年を迎えるにあたり、企業理念体系を改定すると共に、記念ロゴマークを策定した。
三菱電機は、1921年(大正10年)に三菱造船の電機製作所を母体として設立され、以来、家庭から宇宙にいたる広範な事業領域で、多様な製品・サービスを提供。創立100周年を契機に、従来の企業理念の精神を受け継ぐとともに、社会における同社グループの存在意義、そして従業員一人ひとりが大切にすべき価値観・姿勢をあらためて定義し、企業理念体系を改定した。
今後、三菱電機はグループ一丸となって、この新たな企業理念体系の下、次の100年もステークホルダーから信頼され、時代の要求に応えられる企業集団を目指すと共に、多様化する社会課題の解決を通じて活力とゆとりある社会の実現に貢献すべく、変革に挑戦し続けるとしている。
[新企業理念体系]
<企業理念>
“私たち三菱電機グループは、たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献します。”
<価値観>
・信頼:社会・顧客・株主・取引先、及び共に働く従業員との信頼関係を大切にする。
・品質:社会と顧客の満足が得られる製品・サービスを最高の品質で提供する。
・技術:技術力・現場力の向上を図り、新たな価値を提供する。
・倫理・遵法:社会規範及び法令を遵守し、高い倫理観を持ち行動する。
・人:すべての人の安全・健康に配慮するとともに、人の多様性を理解し、人格・人権を尊重する。
・環境:自然との調和を図り、地球環境の保護と向上に努める。
・社会:企業市民として、より良い社会づくりに貢献する。
<コミットメント>
Changes for the Better
「常により良いものをめざし、変革していきます」という三菱電機グループの姿勢を意味する”Changes for the Better”の下、一人ひとりが変革へ挑戦し続けていく強い意志と情熱を共有し、『もっと素晴らしい明日』を切り拓いていくことを約束する。
[100周年記念ロゴマーク]
見方を変えることで「100」の文字が浮かび上がり、上下を反転させても「100」の文字が浮かび上がるという紅白ラインのロゴマークには、様々な視点で物事を捉えることで今までにない価値を生み出していく、次の100年に向けた「変革」への強い意志が込められた。
三菱電機は、今回策定した記念ロゴマークを創立100周年のシンボルとして、これまでの100年への感謝の思いを伝えるとともに、多様化する社会課題の解決に向け、グループ内外の力を結集した統合ソリューションの提供に取り組みながら、次の100年に向けて変革に挑戦し続ける同社グループの姿勢を、あらゆる活動を通じて発信していくとしている。
■三菱電機・新企業理念体系:https://www.mitsubishielectric.co.jp/100th/