三菱電機は10月22日、管理するネットワークが第三者から不正アクセスにより、このネットワークを利用する三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)の国内顧客に関する情報の一部が外部に流出したと発表した。
三菱電機では10月8日、通常とは異なる海外からのアクセスを検知し、流出した情報を10月15日に特定したが、後の調査で、それらがMDIS保有の顧客情報であることを確認。今回、三菱電機に於いては、顧客情報の流出は確認されなかったと云う。
三菱電機はその後、当該アクセスの遮断といった対策や関係機関への報告を行うと共に、対象の顧客へ個別に報告を行い、その結果、顧客への影響がないことを確認した。
なお、三菱電機は、昨年11月に発生した不正アクセスで国内取引先の金融機関口座(三菱電機の支払先口座)に関わる情報(8,635口座)が流出(※)する等、セキュリティー対策の強化に取り組んでいる最中だった。
[問い合わせ先]
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 経営企画室
メール:MDIS_ga05@ml.mdis.co.jp