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2021年7月28日【人事】

三菱電機、杉山社長が一連の不祥事受け辞任。後任に漆間啓氏

NEXT MOBILITY編集部

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三菱電機は7月28日、鉄道車両用空調装置等の品質問題をはじめとしたグループにおける一連の不祥事を受けて、取締役、代表執行役、執行役社長の杉山武史氏が7月28日付で辞任し、同日開催の臨時取締役会において、後任の執行役社長、代表執行役、及び執行役体制について決議したと発表した。

三菱電機・ロゴ

三菱電機では、鉄道車両用空調装置等の問題をはじめとした近年のグループにおける品質問題や労務問題、不正アクセスによる情報流出問題等が続けざまに発覚。取締役、代表執行役、執行役社長の杉山武史氏は、7月2日に開催された記者会見で、これら一連の不祥事を厳粛に受け止めて、社長の職を辞する旨を表明していた。

 

三菱電機は、7月28日付の杉山社長辞任を受け、同日開催の臨時取締役会において、後任の執行役社長、代表執行役、及び執行役体制について決議した。

 

なお杉山氏の辞任に伴い、三菱電機取締役は7月28日現在、柵山取締役会長をはじめ、漆間、佐川、皮籠石、坂本、増田、薮中、大林、渡邉、小出、小山田氏の11名となった。

 

三菱電機は、この新体制の下、一連の品質不適切行為の真因を究明すると共に、企業風土改革を推進し、ステークホルダーからの信頼回復を果たせるよう努めていくとしている。

 

 

[経営役員人事について] (2021年7月28日付)

 

1.執行役社長の交代、及び執行役の異動

、現、氏名>
代表執行役 執行役社長,CEO、代表執行役 専務執行役 輸出管理,経営企画,関係会社担当 CSO、漆間 啓

 

代表執行役 専務執行役 輸出管理,ビルシステム事業担当、代表執行役 専務執行役 ビルシステム事業担当、松本 匡

 

常務執行役 経営企画,関係会社担当,CSO、常務執行役 開発担当,CTO、加賀 邦彦

 

常務執行役 開発担当,CTO、先端技術総合研究所長、佐藤 智典

 

2.代表執行役の異動

、現、氏名>
代表執行役 専務執行役 監査,法務・コンプライアンス,コーポレートコミュニケーション(サステナビリティ/広報/宣伝)担当,CCO、専務執行役 監査,法務・コンプライアンス,コーポレートコミュニケーション(サステナビリティ/広報/宣伝)担当,CCO、永澤 淳

 

※7月28日現在、三菱電機の代表執行役は、漆間、松本、永澤氏の3人となる。

 

 

[新任者の氏名および略歴] (2021年7月28日現在)

 

1.代表執行役 執行役社長

– 新役職名:代表執行役 執行役社長
– 氏名:漆間 啓(うるま けい)
– 生年月日:1959年7月27日(2021年7月28日現在、62歳)
– 最終学歴:1982年3月 早稲田大学商学部卒

– 略歴:

1982年4月 三菱電機入社
2006年4月 同・FAシステム業務部長
2010年4月 同・国際部次長
2011年4月 Mitsubishi Electric Europe B.V. 取締役副社長
2012年4月 Mitsubishi Electric Europe B.V. 取締役社長、同・国際本部欧州代表
2015年4月 同・常務執行役(FAシステム事業担当)
2017年4月 同・常務執行役(社会システム事業担当)
2018年4月 同・専務執行役(社会システム事業担当)
2020年4月 同・代表執行役、専務執行役(経営企画、関係会社担当)
2020年6月 同・取締役、代表執行役、専務執行役(経営企画、関係会社担当)
2021年4月 同・取締役、代表執行役、専務執行役(輸出管理、経営企画、関係会社担当)、CSO

– 執行役社長就任日:2021年7月28日
– 所有株式数:65千株

 

2.代表執行役

– 新役職名:代表執行役 専務執行役
– 氏名:永澤 淳(ながさわ じゅん)
– 生年月日:1960年3月16日(2021年7月28日現在、61歳)
– 最終学歴:1983年3月 慶應義塾大学法学部卒
– 略歴:

1983年4月 三菱電機入社
2007年10月 同・事業推進部長
2008年10月 同・電材住設事業部副事業部長
2009年4月 同・太陽光発電システム事業部長
2013年4月 同・神奈川支社長
2016年4月 同・関西支社長
2018年4月 同・常務執行役(宣伝、国内営業担当)
2021年4月 同・専務執行役(監査、法務・コンプライアンス、コーポレートコミュニケーション(サステナビリティ、広報、宣伝)担当)、CCO

– 代表執行役就任日:2021年7月28日
– 所有株式数:23千株

 

3.執行役

– 氏名:佐藤 智典(さとう とものり)
– 生年月日:1967年8月31日生(53歳)
– 最終学歴:1992年3月 京都大学大学院工学研究科精密工学専攻修士課程修了
– 略歴:

1992年4月 三菱電機入社
2020年4月 同・先端技術総合研究所副所長
2021年4月 同・先端技術総合研究所長

– 執行役就任日:2021年7月28日

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。