三菱ケミカルは、10月11日、連結子会社である日本合成化学工業を、2019年4月1日付で、吸収合併すると発表した。
日本合成化学は、ポリビニルアルコール(PVOH)「ゴーセノール」、液晶表示用PVOHフィルム「OPL フィルム」、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)「ソアノール」などの合成樹脂製品を中心に事業を展開している。
三菱ケミカルは、2016年11月に日本合成化学を完全子会社化(間接保有含む)したが、既存事業の収益拡大とともに、新たな用途や新製品の開発等を通じ、グループとして関連事業のさらなる成長を図るため、合併により両社の経営資源を統合が必要と判断したとしている。
[日本合成化学工業株式会社の概要]
– 設立:1927年(昭和2年)
– 所在地:大阪府大阪市
– 資本金:179 億円
– 代表者:代表取締役社長 木村勝美
– 事業内容:PVOH、PVOHフィルム、EVOH、スペシャリティポリマー等の製造・販売
– 売上高:999億円(2018 年 3 月期連結)
– 従業員数:1,701名(2018 年 3 月現在)