国土交通省は12月18日、ドライブレコーダーの普及啓発を目的として、ドライブレコーダー搭載のメリットや使用上の注意点等をまとめた啓発ビデオを作成・公開したことを発表した。
1.ドライブレコーダーの普及状況
近年、あおり運転や事故の記録・証拠としてドライブレコーダーの記録映像が活用されるなど、ドライブレコーダーの普及が急激に進み、2019年度は約483万台が出荷されている。
2.ドライブレコーダー搭載のメリット
– 搭載車であることを外部に明示することにより、あおり運転の抑止に
– 正確な記録・証拠として、事故後の様々な手続きをスムーズに
– 運転のくせを客観的に確認・見直し、安全運転の意識向上に
– 免許を取り立ての子供や高齢の親の運転の見守りに
– 記録映像を利用して、運転者や乗務員の安全教育への活用に
3.使用上の注意点
– SDカードには寿命があります。事故時に映像を記録できないこともあるため、各メーカーに問い合わせるとともに、映像の定期的に確認が必要。
– ドライブレコーダーは、運転者の視界を妨げない位置※に取付ける。
※保安基準では、フロントガラス上部から20%以内の範囲など