国土交通省は8月24日、Project PLATEAU(プロジェクト・プラトー)に於いて、スマートシティの社会実装に向けた新たなユースケース開発の実証実験を開始した。このプロジェクト・プラトーは、国土交通省の主導で国内都市の3Dモデル化整備を推進するもので、整備された「3D都市モデル」はオープンデータとして公開される。
2020年度からスタートしたプロジェクト・プラトーでは上記の通りで、スマートシティなどの街づくりのデジタルトランスフォーメーションを進めるべく、現実の都市をサイバー空間に再現していく3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を進めてきた。
翌2021年8月には、全国56都市(面積約1万㎢、建物約1千万棟)のオープンデータ化が完了。一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会が運用する「G空間情報センター」においてダウンロード可能となった。またプロジェクト・プラトーのウェブサイト上では、同データ仕様を標準仕様書等のドキュメントとして公開している。
令和3年度は社会的要請の高いテーマや先進技術を取り込んだユースケースの開発に取り組んでいくとしている。現在取組中のカーボンニュートラル、自動運転等をテーマとした実証実験は以下のようなものがある。