経済産業省は4月13日、日野自動車の一部生産停止により影響を受ける中小企業・小規模事業者を対象に、資金繰り等に関する相談を受け付ける特別相談窓口を設置し、公的金融機関による資金繰り支援を実施するなど、支援策を講じると発表した。
1.特別相談窓口の設置
日本政策金融公庫、沖縄振興開発金融公庫、商工組合中央金庫、信用保証協会、商工会議所、都道府県商工会連合会、都道府県中小企業団体中央会および、よろず支援拠点、並びに全国商店街振興組合連合会、中小企業基盤整備機構各地域本部及び各地方経済産業局に「日野自動車サプライチェーン関連中小企業支援対策特別相談窓口」を設置し、日野自動車の一部生産停止により影響を受ける中小企業・小規模事業者を対象として資金繰り等に関する相談を受け付ける。
■窓口一覧(PDF):https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/2022/220413_madoguchi.pdf
2.セーフティネット保証2号を発動
日野自動車と直接・間接的に一定程度の取引を行っており、一定の売上等が減少することが見込まれる中小企業・小規模事業者を対象に、一般保証とは別枠の限度額で融資額の100%を保証するセーフティネット保証2号を発動(近日中に官報告示予定)。13日から、全国の信用保証協会に於いてセーフティネット保証2号の事前相談を開始する。
■セーフティネット保証2号の概要(PDF):https://www.meti.go.jp/press/2022/04/20220413002/20220413002-1.pdf
3.政府系金融機関等による対応
日本政策金融公庫、沖縄振興開発金融公庫および商工組合中央金庫で、日野自動車の一部生産停止により影響を受け、売上減少など業況が悪化している中小企業・小規模事業者に対してセーフティネット貸付等を実施している。
また、日本政策金融公庫、沖縄振興開発金融公庫、商工組合中央金庫および信用保証協会に対して、既往債務の返済猶予等の条件変更、貸出手続の迅速化及び担保徴求の弾力化など、中小企業・小規模事業者の実情に応じた柔軟な対応について要請する。
[担当]
・製造産業局 自動車課長 吉村
担当者:山下、大森、岩田
電話:03-3501-1511(内線 3831)
03-3501-1690(直通)
03-3501-6691(FAX)
・中小企業庁 事業環境部 金融課長 神崎
担当者:海老原、鈴木、瀬下
電話:03-3501-1511(内線 5271)
03-3501-2876(直通)
03-3501-6861(FAX)
・中小企業庁経営安定対策室長 井上
担当者:田守、長村、髙橋
電話:03-3501-1511(内線 5251)
03-3501-0459(直通)
03-3501-6805(FAX)
■(経産省)日野自動車サプライチェーン関連中小企業支援対策特別相談窓口一覧(PDF):https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/2022/220413_madoguchi.pdf
■(経産省)セーフティネット保証2号の概要(PDF):https://www.meti.go.jp/press/2022/04/20220413002/20220413002-1.pdf