日本ミシュランタイヤは、1月29日、サマーシーズンにおける高い安全性能を持ちながら、雪上においても優れた走行性能を備える「ミシュラン クロスクライメート(MICHELIN CROSSCLIMATE)」シリーズを2月5日より全国発売することを発表。東京都内で報道関係者向け発表会を行った。
発表会では、まず、同社 代表取締役社長のポール・ペリニオ氏が登壇。当製品を開発した背景などについて説明した。
それによると、2018年1月に首都圏で降った大雪による交通混乱や事故などを例に挙げ、「近年、降雪地域だけでなく非降雪地域においても予期せぬ積雪に見舞われることが少なくない」ことに言及。
また通年では降雪だけでなく局地的な豪雨もあり、このような環境下でタイヤには、どのような路面状況でも常に高い安全性や快適性、そして経済性を備えることが求められているという。
同社では、そのような「新しいニーズ」に応えるため、様々な路面状況で、年間をとおして消費者が安心してモビリティライフを体現できることを目的に、「雪も走れる夏タイヤ」としてクロスクライメイトを開発した。