今回の同社ブースでは、そのX Oneの新シリーズで2019年2月に発売された「X One LINE GRIP D(エックスワン ライングリップD)」を、3軸仕様のスカニア製トレーラートラックに装着し展示(サイズ455/55R22.5、オープン価格)。
転がり抵抗の低減や全天候でのグリップ性能を向上したのがこの新ラインアップ。その最大の特長は、1軸あたり100kgの軽量化を実現すること。展示された3軸トレーラートラックの場合で3軸全てをダブルタイヤから交換することで、ホイール数の低減なども加味すると約460kgの軽量化が可能になるという。
これにより、例えば車両総重量が22tまでなど上限がある車両について、タイヤの軽量化により相対的に荷物の積載量を向上させることが可能となる。
タイヤ数の低減は他にも、タイヤのメンテナンス半減やパンク率の低減、運転操作性や燃費の向上、見た目も良くなるなど数々のメリットを生む。加えて、環境面でも廃タイヤの削減による環境負荷低減にもつながるという。