三菱重工業は11月11日、三菱重工エンジン&ターボチャージャ(以下「MHIET」)が、産業用小型ディーゼルエンジンについて、累計生産台数300万台を達成したと発表した。
MHIETは1967年、小型トラックなどに採用された小型ディーゼルエンジン「4DQ」の生産を相模原工場で開始。2007年からは、インドでディーゼルエンジンの製造・販売を手掛けるMHIET子会社のMitsubishi Heavy Industries-VST Diesel Engines Pvt. Ltd.(MVDE)においても、農業機械や発電向けのモデルなどを生産する。なお、小型ディーゼルエンジンは、建設機械、フォークリフト、農業機械、発電用などの産業用途で納入されている。
また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策の下、本社を構える相模原工場で記念式典を実施した。MHIETはこれを弾みに、グローバルネットワークを活用したディーゼルエンジン、ガスエンジンの増産および拡販に一層注力していくとしている。