村田製作所は、連結子会社である出雲村田製作所を存続会社とし、イワミ村田製作所を消滅会社とする吸収合併を、来年4月1日付で行うことを決定した。
なお、来年4月1日以降、イワミ村田製作所は出雲村田製作所のイワミ工場(大田)、イワミ工場(波根)として、機能を存続する。
今回、存続会社となる出雲村田製作所は、1983年の設立以来、セラミックコンデンサの製造および開発を行っている。また、消滅会社となるイワミ村田製作所は1965年の設立以来、リード付きコンデンサやフィルタの製造および出雲村田製作所で生産した積層セラミックコンデンサの包装・出荷を行ってきた。
村田製作所は、イワミ村田製作所を出雲村田製作所に吸収合併することで、統合による経営と生産体制の効率化および人材交流の活性化を図り、QCDS(品質・コスト・供給・サービス)のさらなる向上を目指すとしている。
[会社概要]
<存続会社>
– 名称:株式会社 出雲村田製作所
– 住所:島根県出雲市斐川町上直江2308番地
– 資本金:4億3,000万円
– 事業内容:セラミックコンデンサの開発・生産
– 設立年:1983年8月
<消滅会社>
– 名称:株式会社 イワミ村田製作所
– 住所:島根県大田市大田町大田イ795番地1
– 資本金:5,000万円
– 事業内容:
リード付きコンデンサやフィルタの製造および出雲村田製作所で生産した積層セラミックコンデンサの包装・出荷
– 設立年:1965年4月