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明電舎は1月27日、グループ会社で着用する作業用ユニフォームを1990年以来、35年ぶりにリニューアル。新たなユニフォームへの切り替えを順次進めていくと発表した。
なお、リニューアルに当たっては、部門の垣根を超えた若手中心のプロジェクトチームで意見を出し合い、着用者や環境に配慮したつくりに仕上げたと云う。
刷新の背景
夏場の猛暑や現場への女性進出の拡大、環境保護気運の高まりなどの社会変化に伴い、導入から30年以上が経過した現行ユニフォームに関しては、多くの従業員からそのデザインや機能性、着心地等の改善を求める声が挙がっていたと云う。
そのような声を受けて、同社では2022年度に若手を中心としたプロジェクトチーム(17名)を発足。デザインや仕様を検討しつつ、サンプル試着会なども重ねて、新ユニフォームの製作を進めてきた。
新ユニフォームの特長
これまでと同様、コーポレートカラーである鮮やかな青色を基調に、安全性・作業性を十分に考慮したデザインとした。また、安全面の考慮から、ストレッチ生地や立体裁断等によって動きやすさや快適さを向上させたことに加え、反射材、キーポケットを新採用。高通気性素材を採用し、熱中症対策も強化した。
さらに、SDGs推進の一環として、性別・年齢にかかわらず受け入れられるシンプルかつスマートなユニセックス仕様とたほか、素材に植物由来のリサイクルペット繊維を使用し、着用後はリサイクルにより新製品へ生まれ変わらせることもできる。
明電舎グループは、今後も従業員がイキイキと力を発揮できる職場環境の実現を図ることで、働きがいと魅力あふれる職場づくりに取り組んでいくとしている。