マツダ、長安汽車、中国一汽は8月24日、共同声明を発表した。
共同声明によると、今回、中国一汽が北京産権取引所にて、マツダと長安汽車の中国合弁企業である長安マツダ汽車有限公司(以下「長安マツダ」)が実施する増資プロジェクトに参加かつ落札したことを受け、3社は、中国一汽が長安マツダに出資することについて合意した。合意に基づき、中国一汽は、長安マツダの増資プロジェクトの出資者として、自己が保有する一汽マツダ汽車販売有限公司(以下「一汽マツダ」)の60%の出資持分をもって長安マツダに対し出資を行う。
中国の法律関連規定に従い、中国政府関連当局の審査手続きを完了次第、長安マツダは、3社による共同出資の合弁会社(以下「(新)長安マツダ」)となり、それぞれの出資比率はマツダが47.5%、長安汽車47.5%、中国一汽 5%となる。なお、(新)長安マツダは、長安マツダとマツダの関連業務を担うこととなる。また、一汽マツダは、マツダと(新)長安マツダによる共同出資の合弁会社となり、引き続き、マツダブランド車の関連業務を担うこととなる。
3社は、今回の出資構成変更により、合弁会社の戦略および運営におけるあらゆるチャンスを活用し、ビジネス構造と運営体制を最適なものとすることで、拡大する中国市場のニーズに対応していくとしている。