マレリ（Marelli）は、10月24日から11月4日まで、東京ビッグサイト及びお台場周辺エリアで開催（一般公開は10月25日から）される「第46回東京モーターショー2019」の出展概要を発表した。

マレリは、イタリアの自動車関連サプライヤーの「マニエッティ・マレリ」と日本の「カルソニックカンセイ」が統合されて、今年10月に誕生。新ブランド「マレリ」としての出展は、初となる。

東京モーターショー2019のマレリブースは、「インテリア・エクスペリエンス（Interior Experience）」、「オートノマス・ドライビング（Autonomous Driving）」、「コネクティッド・システム（Connected System）」、「エレクトリフィケーション（Electrification）」および「グリーン・テクノロジー（Green Technology）」の5つの技術領域に、「モータースポーツ（Motorsport）」を加えた計6領域で構成。

インテリア・エクスペリエンス領域で自動車キャビンのコンセプトモデル「Human-Max Cabin」の紹介をはじめ、他の4分野でもマレリの製品・サービスを展示。モータースポーツ領域では、マクラーレン・レーシングのF1マシンを展示する。

なお展示製品については、マレリの東京モーターショー2019専用サイト＜http://www.marelli-corporation.com/exhibition/201910/＞で紹介されている。

[展示一部内容]

■インテリア・エクスペリエンス

マレリが目指す未来のキャビン「Human-Max Cabin」は、同社の内装・電子・空調技術を統合し、パーソナライゼーション機能を充実。自分のために設えられた居心地の良い空間”Cabin of my own”を実現する。

■オートノマス・ドライビング

オートノマス・ドライビングの技術領域では、自動運転用センサー統合ランプユニットの「Smart Corner」を紹介。

Smart Cornerでは、自動運転用に周辺環境マップを作成する各種センサー（赤外線を使用した光検知器とLiDARモジュールおよび、短/長距離レーダー）を、フロントおよびリアランプユニットに、コンパクトに統合している。

■エレクトリフィケーション

マレリが今後提供していく、xEV向けエネルギーマネジメントのシステムソリューション製品群の中から一部を展示。これら製品では、同社の電動パワートレインとサーマルシステムの幅広い製品の強みが融合されている。

[第46回東京モーターショー2019開催概要]

＜会期＞

・プレスデー：2019年10月23日（水）8：00 – 18：00 ～ 10月24日（木）8：00 – 11：30

・特別招待日：2019年10月24日（木）14：00‐18：00

・一般公開：2019年10月25日（金）14：00 ～ 11月4日（月・祝）18：00

＜会場＞

東京ビッグサイト青海・西/南展示棟 など

マレリブース：東京ビッグサイト西展示棟 小間番号W4201番

＜プレスカンファレンス＞

プレスデーの10月24日（木）11：00から、マレリブース内において、マレリCEOのベダ・ボルゼニウス氏によるプレスカンファレンスを実施する。