KYBは2月9日、前日8日に開催した取締役会で、事業ポートフォリオの全面的な再検討の結果、経営資源の選択と集中による企業競争力強化を図るべく、創業以来手掛けてきた「航空機器事業」から撤退する基本方針を決議したと発表した。
今後は、修理を含めたすべての事業を段階的に終了。具体的な計画や、当該事業に携わる人員の活用については、関係先と意思疎通を図りながら詳細を詰めていく予定だと云う。
<航空機器事業について>
– 取扱製品:航空機用アクチュエータ、バルブ、ホイール、ブレーキ。
– 売上高:39億円(2020年度)
今後KYBは、主力事業であるオートモーティブコンポーネンツ事業、ハイドロリックコンポーネンツ事業、特装車両事業へ経営資源を集中し、収益力の強化と競争力の向上に努めていくとしている。