KYBは１月７日、マイニングダンプトラックの自律走行用ステアリングアクチュエータを開発・量産化したと発表した。
開発品のアクチュエータは、同社で実績のある電動パワーステアリング（EPS）技術を応用し、自律・自動運転用として高い性能と信頼性、制御性を有する他、車両結合部の仕様に合わせた設計の自由度により、車両既存部品との共用と高機能化の両立も可能。製品は、日立建機の“EH5000AC-3”をベースとした自律走行ダンプトラックに採用されていると云う。
なお、アクチュエータ搭載の機電一体型ブラシレスモータは、コントローラ付きアクチュエータとして単体でも販売可。ソフトウェアの適合および必要トルクに応じたマグネットやモータ長のカスタマイズにより、様々なアプリケーションに使用できるとのこと。