クボタは7月26日、今年エンジン事業が100周年を迎えたことを記念して、特設サイト「Kubota Engine Discovery(クボタ・エンジン・ディスカバリー)」を開設したことを発表した。
クボタでは、1922年に農耕用石油発動機A形の生産を開始して以来、自社製品への搭載に加え、世界中の農業機械・建設機械・発電機など様々な産業機械メーカーにエンジンを供給。これまで世界中に送り出してきた産業用エンジンは、累計3,000万台を超えると云う。
また現在、搭載される製品ごとに求められる機能や仕様が異なる3,000種類にものぼるバリエーションのエンジンを製造。コンパクトさと高出力を両立した「高出力密度」のクボタエンジンは、世界中の顧客から高い支持を得て、100馬力以下の産業用ディーゼルエンジンで世界No.1のシェア(*)を獲得。年々厳しくなる各国の排出ガス規制にも業界に先駆けて対応し続けてきた他、社会的要請が高まっているカーボンニュートラルの実現に向けてのラインアップ拡充にも取り組んでいると云う。
100周年記念特設サイトでは、そんなクボタエンジン100年の足跡を紹介し、魅力を伝える「Concept(コンセプト)」「Story(ストーリー)」「Gallery(ギャラリー)」「Factory(ファクトリー)」「Dictionary(ディクショナリー)」「Magazine(マガジン)」6つのコンテンツを用意した。
<各コンテンツの概要>
①Concept:ウェブサイトのコンセプトを表現した映像。
②Story:クボタエンジン100年の歴史とこれからを追う物語。
③Gallery:100年間で製造してきたエンジンモデルを、360度から眺めることができる3D画像で紹介。
④Factory:クボタエンジンの設計・開発から出荷に至るまでの製造工程を動画で紹介。
⑤Dictionary:クボタエンジンにまつわるキーワードやエンジンの専門用語を紹介。
⑥Magazine:様々なトピックスからクボタエンジンを紐解く読み物。
クボタは、今後も顧客や社会の様々なニーズに寄り添うエンジンメーカーとして、製品ラインアップを揃え、快適な生活環境の創造に貢献し、地球と人の未来を支え続けていきたいとしている。
*出典:Power Systems Research 2021。
■(クボタ)Kubota Engine Discovery:
・日本語:https://discovery.engine.kubota.com/jp
・英語:https://discovery.engine.kubota.com/
・中国語:準備中。