小糸製作所は、12月23日開催の取締役会で、インド子会社「INDIA JAPAN LIGHTING(以下、IJL)」の株式を取得し、完全子会社化すること等を決議した。
小糸製作所は、インドのモータリゼーションの伸長に対応するため、1997年にインドの「Lucas TVS社(以下、L-TVS社)」と、自動車照明機器の製造・販売を目的とするIJLを設立し、日系カーメーカーを中心に自動車照明機器を提供。
今後、長期的な自動車市場の成長が見込まれるインドで、単独事業展開し、スピーディな経営判断を行うことで、IJLの収益拡大および、同社グループの中長期的な成長に寄与すると判断したことから、L-TVS社グループが所有するIJLの株式を引き受け、完全子会社化することとした。
また、IJLは増資を行い、財政基盤の強化を図る。
[IJLの概要]
– 名称:INDIA JAPAN LIGHTING PRIVATE LIMITED
(インディア・ジャパン・ライティング・プライベート・リミテッド)
– 所在地:インド・タミルナドゥ州
– 代表者の役職・氏名:取締役社長 中西一晃
– 事業内容:自動車照明機器の製造・販売
– 資本金:1,840百万インドルピー(4,042百万インドルピーまで増資予定)
– 設立年月日:1997年4月
– 大株主及び持株比率:
小糸製作所 70.1%、L-TVS社グループ 29.9%
[取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況]
– 異動前の所有株式数:発行済み株式総数の70.1%
– 取得株式数:発行済み株式総数の29.9%
– 取得価額:1,485百万インドルピー(約22億円、1インドルピー=1.5 円)
– 異動後の所有株式数:発行済み株式総数の100%
[日程]
– 取締役会決議日:2019年12月23日
– 契約締結日:2019年12月23日
– 株式取得実行日:2019年12月27日(予定)