小糸製作所は、LiDAR開発を行うドイツのBlickfeld社と共同で、小型LiDARのサンプルを試作し、ヘッドランプ搭載への検討を開始した。
小糸製作所では、コネクティッド・自動運転・シェアリング・電動化など、モビリティの変化への対応をはじめ、ニーズを先取りして先端技術の開発を行い、迅速に商品化。タイムリーに魅力ある商品を提供することを目指している。
その活動の一つとして、最新の高性能LiDAR技術に関する情報収集・研究を推進。今回、Blickfeld社のLiDAR技術を用いたヘッドランプの検討を開始した。
Blickfeld社の3次元ソリッドステートLiDARは、シリコンMEMSミラーを採用することで、コンパクト化を実現。車両のデザインに影響を与えることなく、リアルタイム3次元マッピングや、物体検知、或いは物体認識や追跡を可能にすると云う。
小糸製作所は、同社の自動車照明器技術とBlickfeld社のLiDAR技術を組み合わせ、ひとつの統合部品とすることで、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転システムでの採用が期待できるとしている。
[問い合わせ先]
小糸製作所 総務部 広報課 唐澤・水野・佐藤
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FAX:03-3447-1520
■Blickfeld:http://www.blickfeld.com/