ケーヒンは、10月24日から11月4日まで、東京ビッグサイト及びお台場周辺エリアで開催(一般公開は10月25日から)される「第46回東京モーターショー2019」の出展概要を発表した。ケーヒンの出展ブースは、「南3・4ホール S4106」。
ケーヒンは、2030年を目処に電動車を制御するシステムメーカーとして、独自技術によるソリューション提供を行うグローバルブランドへの成長を目指している。
今回、その実現に向け、さらに進化させた電動車用新型パワーコントロールユニットをはじめ、ガソリンエンジンの低燃費化と低コスト化に貢献する新型ポート噴射用インジェクターなどを初公開。また、FCRキャブレターを進化させたコンセプトモデルを世界初公開する。
さらに、日本のモータースポーツ活動を盛り上げるため、SUPER GTに参戦するKEIHIN REAL RACINGのメンバーによるトークショーを実施する。
[主な出展内容]
■電動車用新型パワーコントロールユニット(初公開)
ケーヒンが得意とする電子制御部品の集積化と実装技術により、さらなる小型・軽量化に加え、車載電気機器用電源に変圧するDC-DCコンバーターを内蔵。電動車両への搭載性を大幅に向上させた新型パワーコントロールユニット。
■最廉価新型ポート噴射用インジェクター(初公開)
二輪車および四輪車用インジェクターの開発で培った技術を応用し、ガソリンエンジンのさらなる低燃費化と排出ガス清浄化を追求。業界トップクラスの低価格を実現した新型ポート噴射用インジェクター。
■E-FCR concept(初公開)
FCRの高い走行性能を継承しつつ、ケーヒンが培ってきたFI技術を融合させ、電子制御スロットルボディとして生まれ変わった次世代コンセプトモデル。