カワサキモータースジャパンは11月1日、京都機械工具(以下「KTC」)と共同開発したIoTを活用した次世代二輪整備サポートシステム「KMSS」を全国のカワサキプラザに導入すると発表した。
■KMSS(Kawasaki maintenance support system)とは
「KMSS」とは二輪整備の高度化、多様化に対し、IoTを活用した次世代二輪整備サポートシステムであり、安全・安心なモーターサイクルライフをユーザーに届けることを目的に開発された。(KTCより特許出願中)
・整備記録簿の電子化
・車種ごとに異なるねじの締め付けトルク値をサーバーからダウンロードし、締め付け作業時に自動設定
・自動設定した目標締め付けトルク値に対してスマートセンシングデバイスで測定した正確な値を記録簿へ
KMSS使用イメージ
車両整備工場の点検・整備業務における工場全体の「安全、快適、能率・効率」を向上させる、KTCの「TRASAS」シリーズの中でも、車両整備シリーズの「トルクル・タイヤデプスゲージ・ブレーキパッドゲージ」により、点検作業の正確性やスピードアップにより安全の見える化と作業の効率化、品質の均一化を可能とした。
KMSSとトルク使用
タイヤデスプゲージ