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2021年7月15日【経済・社会】

JVCケンウッド、デジタルルームミラー型ドラレコを発売

NEXT MOBILITY編集部

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JVCケンウッドは7月15日、ケンウッドブランドより、同社初のデジタルルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EM4700」を7月下旬より発売すると発表した。

 

「DRV-EM4700」は、大画面12型IPS液晶採用のデジタルルームミラーを搭載した、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー。前方・後方の走行映像の録画はもちろん、デジタルルームミラーとしてリアカメラで撮影する映像をリアルタイムに高画質な大画面に映し出し、死角の少ない後方確認が可能となる。

現在、国土交通省は、国際基準に適合するカメラモニタリングシステムを備えることでバックミラーなどがない自動車の設計・製造を可能にしたほか、「後退時車両直後確認装置」(バックカメラ、検知システムまたはミラー)を備えなければならないとするなど、自動車の安全基準について、拡充や強化を進めている。

 

こうした背景から、バックカメラや電子ミラーなどによる後方確認が普及し始めたことに伴い、ドライブレコーダーにおいても映像録画だけでなく電子ミラーで後方の視界も確認できるデジタルルームミラー型が伸長してきており、今後も業界各社の参入や自動車メーカーによる標準装備の増加などにより、さらなる普及拡大が見込まれている。

 

そこでJVCケンウッドは、ドライブレコーダーのラインアップを強化し、この新たなジャンルへの市場ニーズに応えるため、同社初のデジタルルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EM4700」を発売する。

 

 

 

 

「DRV-EM4700」は、リアカメラで撮影中の映像をリアルタイムで液晶のルームミラーモニターに映し出すデジタルルームミラー型のドライブレコーダーであり、従来のルームミラーのように、ピラーなどの車体や車室内の荷物などの映り込みがないため死角が低減され、後方の視界が向上する。デジタルルームミラーには、広い視野角を持つ高画質の大画面12型IPS液晶を採用。またタッチパネルを採用し、スライド操作による表示範囲の調整や、タッチ操作による前方・後方の画面の切り替えも可能となる。

 

ドライブレコーダー機能としては、フロント/リアカメラともに高感度CMOSセンサー「STARVISTM」を搭載し、夜間やトンネル内など暗いシーンでも明るく鮮明な映像で前後同時撮影・録画が可能。また、国内で多い右ハンドル車のドライバーと同じ目線で録画ができる「右側カメラ仕様スライド式フロントカメラ」を採用する。さらに、万が一の際にハンドルから手を放さずに録画を開始できる音声コマンド機能や、最長24時間の駐車監視録画などにも対応している。

 

 

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。