ジェイテクトは12月22日、国際環境非営利団体CDPによる、「気候変動」および「水セキュリティ」において8段階評価中、上位2番目となるA-リスト企業に認定されたことを発表した。
CDPは、環境課題に関心が高い世界の機関投資家を代表し、全世界13,000社以上の企業を対象に環境への取り組みを評価し、開示を行う国際的な非営利団体。評価は、ガバナンス、リスクと機会、事業戦略、目標と実績、エンゲージメントなどの項目で行われ、リーダーシップレベル(A、A -)、マネジメントレベル(B、B -)、認識レベル(C、C -)、情報開示レベル(D、D -)の8段階で評価される。
ジェイテクトは、「気候変動」の分野では、2040年グローバルでのカーボンニュートラル達成に向けて、工場の日常的な改善活動や、革新的な生産技術の開発・導入による2020年度生産に伴うCO2総排出量を2013年度比で33%削減達成と、小型・軽量化・長寿命化など環境配慮型製品の開発の実績が評価されA-を獲得した。
また、「水セキュリティ」の分野では、全拠点における水の再利用や節水による積極的な水使用量の削減活動に加え、水リスク評価に基づく高リスク地域における水使用量削減の強化や水管理レベルの向上などが評価され、A-を獲得した。