自動車部品メーカーのジェイテクトは、6月28日、世界初となる動作温度範囲-40℃~85℃ を実現し、大型乗用車のEPS(電動パワーステアリング)化等を可能とする「高耐熱チウムイオンキャパシタ」の量産計画を発表した。
省エネ・自動運転化に大きく貢献すると注目されているEPSだが、大型車両への搭載には12Vの車両電源では出力が不足するという問題があった。
そこで、同社では車両電源の12Vにキャパシタからの6Vの電圧を付加し18Vの高出力化することで、大型車のEPS化を実現することを発案。
課題であった耐熱性をクリアした「高耐熱チウムイオンキャパシタ」を2017年に開発し発表している。
同社による量産計画は以下の通りだ。