ジェイテクトは4月11日、経済産業省が公表した「GX(グリーントランスフォーメーション)リーグ基本構想」に賛同したと発表した。
GXリーグとは、経済産業省が、カーボンニュートラルへの取り組みを通じて経済社会システム全体を変革させる、GX(グリーントランスフォーメーション)に積極的に取り組む企業群を募り、官・学・金で協力と議論をし、新たな市場創造のための実践を行う場として構想したもの。
ジェイテクトは「ジェイテクト環境チャレンジ2050」で掲げたCO₂排出量“極小化”の実現に向けて、グループ全体で2030年でのCO₂排出量を2013年比50%削減および2040年カーボンニュートラルの実現という目標を掲げている。脱炭素に貢献する自動車部品、ベアリング、工作機械などの製品開発に取り組むとともに、設備更新や工程改善などによる生産工程でのCO₂排出量の削減を徹底。また風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーへの継続的な投資を行い、計画を上回る見込みでCO₂排出量削減に貢献しているという。
ジェイテクトでは、カーボンニュートラル達成は環境への貢献に留まらず、競争力を高める成長機会と捉え、積極的に推進している。この取り組み姿勢は、カーボンニュートラルの早期達成によって、自社だけでなくステークホルダーも含めた経済社会システム全体の変革を牽引していくという、GXリーグ基本構想の趣旨と合致していると捉え、この度GXリーグ基本構想に賛同することとしたとしている。