JFEスチールが、西日本製鉄所(福山地区)第3コークス炉A団(52門)・B団(52門)の更新を決定。総投資額は、約270億円となる。
[第3コークス炉A団 更新概要]
・着工時期(予定):2018年度上期
・稼働時期(予定):2019年度下期
・年産能力(予定):約36万トン/年
[第3コークス炉B団 更新概要]
・着工時期(予定):2019年度下期
・稼働時期(予定):2021年度下期
・年産能力(予定):約36万トン/年
現在更新中の東日本製鉄所(千葉地区)第6コークス炉B団が稼働すると、全社でコークスの全量自給化が可能となるが、さらなる競争力強化と持続的成長を見込み、今回の更新を決定したと云う。
第3コークス炉A団(52門)・B団(52門)の更新は、すでに同社の他コークス炉で実績のあるパドアップ工法を採用し、短工期かつ低コストでの更新を目指す。また、稼働後はより効率的で、環境に配慮した操業が実現される見込みだ。