島根県大田市のイワミ村田製作所は、電子機器の高機能化、自動車の電装化による中長期的な需要増加に対応するため、積層セラミックコンデンサ生産能力拡大を目的に、既存棟の生産設備を増設する。
また、東に約5㎞離れた波根地区工業団地に新たに取得した用地に、8月から新生産棟を建設する。新生産棟は、来年5月に竣工の予定。
[取得用地の概要]
– 面積:47,891㎡
– 取得時期:2019年7月
– 今回の取得による総敷地面積:103,284㎡
– 取得費用:2億8,000万円
[新生産棟の概要]
– 構造・規模:鉄骨造・地上4階建
– 延床面積:9,131㎡
– 建築面積:2,529㎡
– 総投資額:47億1,000万円(※新生産棟の建設および新生産棟・既存棟への生産設備投資含む)
– 竣工:2020年5月(予定)
– 用途:積層セラミックコンデンサの生産
– 場所:株式会社イワミ村田製作所 波根地区工業団地内(島根県大田市波根町字西ノ迫800番地4)
[イワミ村田製作所の概要]
– 商号:株式会社イワミ村田製作所
– 所在地:島根県大田市大田町大田イ795番地1
– 設立:1965年2月
– 資本金:5,000万円
– 代表者:代表取締役社長 益田 喬
– 工場長:取締役工場長 牛若 正宏
– 従業員数:489名(2019年6月30日時点)
– 事業内容:セラミックをベースにした機能素子にリード線を取り付けた電子部品の製造。チップ型積層セラミックコンデンサ(MLCC)の包装・出荷。