トヨタ自動車は3月25日、ウーブン・キャピタルがNuro, Inc.(以下 ニューロ)に出資を行ったことを発表した。
この出資は、ニューロが無人自動配送車の開発を加速し、自動運転を実装した新しい配送を実現していくことを目的としたシリーズCラウンドの資金調達の一部となる。
ウーブン・キャピタルは、ウーブン・プラネット・グループのコーポレート・ベンチャー・キャピタル。モビリティ、自動化、人工知能、データアナリティクス、コネクティビティ、スマートシティなどの分野を中心としたグロース・ステージの企業を支援する8億米ドル規模の投資ファンドとして2021年1月に設立された。
ウーブン・キャピタル マネージング・ディレクター ジョージ・ケラマンは、「ニューロが提供する安全でユーザーフレンドリーな配送は、ポストコロナにおいても消費者に評価されると確信しています。ニューロのビジネスはウーブン・プラネット・グループが目指す「Safe Mobility for All」にも合致しており、ウーブン・キャピタルの第一号投資案件として今後の成長を支援できることを嬉しく思います。」とコメントしている。
また、ニューロ 共同創業者・President デイヴ・ファーガソンは次のように述べている。「安全なモビリティと先端テクノロジーにフォーカスし、トヨタグループとしてのルーツを持つウーブン・キャピタルは、ニューロにとって理想的なパートナーです。ウーブン・キャピタルのチームは、実社会で自動配送サービスを実現するという私たちの仕事を深く理解し、評価してくれています。彼らと一緒にモビリティの未来を創り、人々の生活を豊かにしていくことを楽しみにしています。」