ヤマハ発動機は3月17日、車両固定式バッテリー搭載の出力8.1kWクラス電動スクーター「E01(イーゼロワン)」を日本、欧州、台湾、インドネシア、タイ、マレーシア向けに実証実験用モデルとして7月から順次導入すると発表した。
「E01」は、原付二種クラスの電動スクーター。また、EVインフラやシェアリングビジネスなどの構築にあたって、顧客ニーズの把握やその他周辺ビジネスの可能性探求、新たな市場開拓などの実証実験用として、事業所、自治体、官公庁などに向けて導入される。
主な特徴は、以下の4点だという。
1)上質かつパワフルな走行を実現する自社開発のモーター
2)満充電で航続距離約104kmを実現するバッテリーと用途に応じて選べる3つの充電システム
3)スポーツバイク開発で培った技術を反映した専用設計フレーム
4)MOTOROiD(モトロイド)を頂点とする当社EVシリーズデザインコンセプト「人機官能EVデザイン」に基づいたスタイリング
<その他の特徴>
・エンジンブレーキの感覚を再現した回生ブレーキ
・走行状況に応じて選べる3つの走行モード
・走行ログやバッテリー残量など車両情報をリモートで確認できるコネクテッドシステム
・スムーズな発進を支援するトラクションコントロールシステム
・取り回しで便利なリバース機能