市光工業は5月13日、小型ランプの生産を行う連結子会社のハクデンを12月を目処に解散すると発表した。
市光工業はハクデンについて、今後、大幅な売上の減少が見込まれ業績改善が困難と判断されることや、一部品目については同社の藤岡製造所への生産を集約することで効率性が向上すること、また現状でも財務状況は債務超過の状況にあることなどを総合的に鑑み、解散することとしたとしている。
[解散する子会社の概要]
– 名称:株式会社ハクデン
– 所在地:〒339-0073 埼玉県岩槻市上野2丁目80
– 代表者の役職・氏名:太田武宏
– 事業内容:小型ランプの生産
– 資本金:35.0百万円
– 設立年月日:1963年10月5日
– 大株主及び持株比率:市光工業株式会社 100%
– 従業員数:52名(パート等含む/2018年12月末現在)
– 上場会社と当該会社の関係:
・資本関係:市光工業が当該会社の100%の株式を保有している。
・人的関係:市光工業の役職員が当該会社の全ての取締役・監査役を兼務している。
・取引関係:市光工業は当該会社に444百万円の貸付。自動車部品の売買等の取引関係がある。また市光工業は当該会社に設備の一部を貸与している。
[解散の日程]
2019年12月末(予定) 生産活動終了
2019年12月末(予定) 株主総会(解散決議・清算手続開始)
2020年12月末(予定) 清算結了
[その他]
ハクデンの有する仕入先等に対する債務については、市光工業の支援により全て完済する予定。また、当該解散が市光工業業績に与える影響は財務諸表に反映済み。