Hondaは3月5日、「X-ADV(エックスエーディーブイ)」をフルモデルチェンジし、3月25日にHonda Dreamより発売すると発表した。
X-ADVは、直列2気筒745ccエンジンにHonda独自の二輪車用「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」を組み合わせた大型クロスオーバーモデル。今回、「スマート&エキサイティング ADVENTURE URBAN TRANSPORTER」を開発コンセプトとし、動力性能と利便性をさらに高めたとしている。
X-ADV(パールディープマッドグレー)
パワーユニットは、ピストン裏面の肉抜きや、クランクシャフトのカウンターウェイト重量の最適化、バランサー軸径の見直しなどにより、エンジン単体重量で1.4kgの軽量化を実現。さらに、ライダーをサポートする電子制御技術として、ライダーのスロットル操作を電気信号に変換し、スロットルバルブの開度制御を行うスロットルバイワイヤシステム(TBW)を新たに採用。ライダーの好みやさまざまなシーンに応じて走行フィーリングを任意に選択できるライディングモードを搭載した。
その他、ヘッドライトにはデイタイムランニングライトを採用。日中は、ハイビームとロービームとの中間にある導光部が強く発光し、車両の存在感を強調する。また、車両とAndroidのスマートフォンをBluetooth®で連携できる、Honda Smartphone Voice Control system(HSVCS)を採用し、ハンドルスイッチおよび音声入力による音楽再生や通話などの操作を可能にした。
カラーバリエーションは、「パールディープマッドグレー」と、「グラファイトブラック」の計2色を設定している。
X-ADV(グラファイトブラック)
■販売計画台数(国内・年間)
700台
■メーカー希望小売価格(消費税 10%込み)
X-ADV 1,320,000円(消費税抜き本体価格 1,200,000円)
*価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれていない