Dio110(パールジャスミンホワイト)
Hondaは1月29日、原付二種スクーター「Dio110」をフルモデルチェンジし、2月25日に発売すると発表した。
今回、Dio110に搭載した新設計の空冷・4ストローク・OHC・109cc単気筒エンジン「eSP」※は、圧縮比を高めたコンパクトな燃焼室とし、エンジンをロングストローク化することで燃費性能をより高めるなど、力強い走りと環境性能を高次元で両立。また、新設計フレーム「eSAF」※2は、プレス材に高張力鋼板を使用し、レーザー溶接などの最新技術を採用した、高剛性かつ軽量なフレームとした。さらに、Honda SMART Keyシステムや、低燃費運転をサポートするECOインジケーターを採用するなど、使い勝手を高める装備をより充実させたとしている。
※1 eSP:enhanced(強化された、価値を高める)Smart(洗練された、精密で高感度な)Power(動力、エンジン)の略で、低燃費技術やACGスターターなどの先進技術を採用し、環境性能と動力性能を高めたスクーター用エンジンの総称。
※2 eSAF:enhanced(強化された、価値を高める)Smart(洗練された、精密で高感度な)Architecture(構造、構成)Frame(車体、フレーム)の略。
Dio110(マットスターリーブルーメタリック)
■販売計画台数(国内・年間)
3,600台
■メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
– Dio110(パールジャスミンホワイト、ディセントシルバーメタリック)
242,000円(消費税抜き本体価格 220,000円)
– Dio110(マットスターリーブルーメタリック、マットギャラクシーブラックメタリック)
245,300円(消費税抜き本体価格 223,000円)
* 価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれていない
■Dio110の主な特徴
新設計のエンジンeSP
エンジンは、燃焼効率をより向上させた新設計のeSPを搭載。燃焼室をコンパクト化し圧縮比を高め、内径×行程を変更することでロングストローク化。低・中回転域の出力およびトルクを向上させ、軽快で力強い走りとした。また、駆動系には、エンジンからの動力をより効率的に後輪に伝達するため、ダブルコグベルトを採用することで、低燃費化に寄与している。
最新技術を採用し、高剛性・軽量化を実現した新設計フレームeSAF
フレームには、高張力鋼板(ハイテン材)を使用し、高剛性かつ軽量化した新設計フレームeSAFを採用。従来の鋼管フレームから加工精度の高いプレス成型とし、成型した骨格の溶接をレーザーで行っている。また、プレス成型の利点を活かし、縦方向からの外力に強いフレームとすることで、サスペンションが路面から受ける衝撃の吸収力をより高めるなど、軽量化と相まって、快適で軽快な走行を実現している。
充実した魅力的な装備
今回新たに採用したHonda SMART Keyシステムは、スマートキー自体を取り出すことなく、メインスイッチノブの解施錠を可能としている。また、今回フタ付きのフロントインナーボックスを新たに採用するとともに、メーターには、低燃費走行をサポートするECOインジケーターや走行距離などを表示する液晶ディスプレイをアナログメーター内に採用することで使い勝手をより向上させた。
走りの進化にあわせ、アクティブで上質感のあるスタイリング
スタイリングは、ダイナミックなボディーラインでよりアクティブさを表現し、マフラーカバーやフロアステップなどに、幾何学模様を施すことで、上質感を演出した。カラーリングは全4色の設定で、さわやかな印象の「パールジャスミンホワイト」、洗練された印象の「ディセントシルバーメタリック」のほか、落ち着いた印象の「マットスターリーブルーメタリック」、精悍な印象の「マットギャラクシーブラックメタリック」のマットカラータイプも設定。マットカラータイプ専用の仕様として、車体後方側面に立体エンブレムを、シートにグレーのステッチを施すことで特別感を演出している。
Dio110(ディセントシルバーメタリック)
Dio110(マットギャラクシーブラックメタリック)