ホンダは、四輪完成車の生産・販売を行うフィリピンの現地法人「ホンダ・カーズ・フィリピン(Honda Cars Philippines/以下、HCPI)」での四輪完成車の生産を、3月を以て終了する。
ホンダ・カーズ・フィリピンは1990年に設立され、四輪車生産を1992年に開始。現在、主にBR-V、City等の生産・販売に加え、四輪完成車の輸入・販売、アフターセールスを行っている。
ホンダは、アジア・大洋州地域における適正な生産体制を検討し、今回フィリピンにおける四輪車生産終了を決定。なおHCPIでは、今後も、フィリピンでの四輪車販売とアフターセールス事業については継続する。
[会社概要]
– 会社名:ホンダ・カーズ・フィリピン・インコーポレーテッド
(Honda Cars Philippines, Inc.)
– 設立:1990年11月
– 所在地:フィリピン・ラグナ州 サンタローサ市
– 資本金:19億フィリピンペソ
– 出資比率:
・本田技研工業株式会社 74.2%
・AC Industrial Technology Holdings Inc. 12.9%
・Rizal Commercial Banking Corp. 12.9%
– 代表者:社長 高倉 記行
– 事業内容:四輪車の生産、四輪完成車の輸入 および 販売、アフターセールス
– 従業員:約650名
– 生産開始:1992年2月
– 主な生産機種:BR-V、City
■Honda Cars Philippines(英語):https://www.hondaphil.com/