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2022年2月25日【企業・経営】

ホンダ、CBR1000RR-Rシリーズを一部仕様変更

NEXT MOBILITY編集部

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CBR1000RR-R FIREBLADE (グランプリレッド)

 

 

ホンダは2月25日、大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR-R FIREBLADE」「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」の一部仕様を変更し、3月10日に発売すると発表した。

 

CBR1000RR-R FIREBLADEは、高出力かつ、高いコントロール性能を有する出力特性のパワーユニットと、操縦性を追求した車体パッケージングを組み合わせ、スポーツライディングをサポートする先進の電子制御技術などを採用したCBRシリーズの最上位モデル。

 

CBR1000RR-R FIREBLADE SPは、CBR1000RR-R FIREBLADEをベースに、ÖHLINS(オーリンズ)製の電子制御サスペンションのほか、Brembo(ブレンボ)製のフロントブレーキキャリパーを装備するなど、足まわりを専用化。また、軽量化に寄与するリチウムイオンバッテリーの採用や、より素早いシフトチェンジ操作を可能とするクイックシフターを標準装備するなど、よりスポーツライディングの楽しみを視野に入れた仕様としている。

 

今回、「Total Control for the Track ~サーキットで本領発揮するマシン」の開発コンセプトを継承しながら、“操る喜び”のさらなる深化を図るための一部仕様の変更を行っている。

 

 

CBR1000RR-R FIREBLADE SP(マットパールモリオンブラック)

CBR1000RR-R FIREBLADE SP(グランプリレッド)

 

 

■パワーユニット
・中速域における加速性能の向上を目的に、吸気ポート内径の一部を絞る形状に変更することで、吸気流速を上げて充填効率をより高め、エンジン回転数11,000rpm付近の出力向上に寄与。また、エキゾーストパイプの集合部形状と触媒構造を変更し排気抵抗の最適化を図るとともに、ドリブンスプロケットの丁数を前モデルの40丁から43丁に変更することで力強い後輪駆動力を得ている。
・エアクリーナーの底面形状とインテークファンネルの形状を最適化。スロットル操作時における吸気の流れをスムーズにするとともに、スロットルバイワイヤのリターンスプリング荷重を低減させたことで、スロットル操作における応答性に寄与。

 

■電子制御
・スポーツライディングをサポートする電子制御機能を熟成。Honda セレクタブル トルク コントロールの制御は、介入時のスロットルの操作性に寄与させることを目的に制御プログラムを変更。また、CBR1000RR-R FIREBLADE SPに標準装備されているクイックシフターの制御は、変速操作時の燃料噴射停止時間を短縮させエンジン回転数の変動を抑えることで、変速後のトルク回復をよりスムーズにし変速ショックの低減に寄与。

 

■足まわり
・CBR1000RR-R FIREBLADEに採用している、NISSIN(日立Astemo)製フロントブレーキキャリパーのピストン材質及び表面処理の変更を行うことで、サーキット走行における高負荷時の熱によるブレーキレバー操作の遊び量変化の低減に寄与。

 

■カラーリング
・CBR1000RR-R FIREBLADEのカラーリングは、ブラックのホイールに、レーシングイメージ溢れるトリコロールの「グランプリレッド」の1色を設定。
・CBR1000RR-R FIREBLADE SPのカラーリングは、ゴールドのホイールに、レーシングイメージ溢れるトリコロールの「グランプリレッド」と、ブラックを基調としたアグレッシブで精悍なイメージの「マットパールモリオンブラック」の計2色を設定。

 

■販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 200台

 

■メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
CBR1000RR-R FIREBLADE
2,420,000円(消費税抜き本体価格 2,200,000円)
CBR1000RR-R FIREBLADE SP
2,783,000円(消費税抜き本体価格 2,530,000円)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。